数あるハウスメーカー/住宅メーカーの中で、狭小土地(狭かったり、小さかったり、四角ではなかったりする土地)への注文住宅の建築を前面に出してアピールしているメーカーを紹介します。
単に「狭小土地でも対応できます、狭小土地の建築事例がたくさんあります」ということではなく、「狭小土地での建築が得意」としているメーカーを選定してみました。
総じて、3階(以上)建てにすると土地を有効活用できる、と提案されているメーカーが多いです。フロアが増えると設計が難しくなると思いますので、3階建てを考える場合は特になメーカーを選定したいですね。
全国あるいは幅広い地域で対応
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アイダ設計
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旭化成ヘーベルハウス
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大成建設ハウジング
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ダイワハウス
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タマホーム
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トヨタホーム
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パナソニックホームズ
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桧家住宅
「狭小地設計が自慢」とアピールしています。
狭小地だから設計料が高くなるというのは、設計力に乏しいこと、技術·経験がないことの裏返しであるため、アイダ設計としては、狭小地だからという理由で設計料を上げるようなことはありません、とのことです。
対応地域:東北(宮城・福島)~京都、九州・沖縄地方
3階建ても、コンパクトな家も。ひろびろと快適に、家族がつながる気持ちのいい暮らしをご提案します。
対応地域:関東・東海・関西・中国地方、九州北部地域
鉄筋コンクリート戸建住宅「パルコン」を主力としているメーカーで、『敷地の制約を「住まいの個性」に変換する「立体思考」のスペースプランニング』をアピールしています。
都市部で見受けられる「敷地に余裕がない、家が密集している」という土地事情。
こだわりの家づくりを実現するために、地震に強いコンクリート住宅「パルコン」は光と風とゆとりを縦に求める「立体思考」を提案しています。
住まいを立体的に構成する事で、限られた敷地に「自分らしく暮らせる家」という個性をつくりだしていく発想です。
対応地域:関東以西
「xevo 03」という商品/サブブランドで、トシナカが求める知恵と工夫を詰め込んだ3階建て住宅を提案しています。
トシナカに家を建てるには、限られた敷地や複雑な制約と向き合わなければいけません。それでもトシナカで広く、心地よく暮らせるように。というコンセプトです。
対応地域:全国
「木望の家」という商品/サブブランドで、「敷地の特長を活かして家族みんなが楽しく、快適に、ながく暮らせる家」である3階建て住宅を提案しています。
タテの空間を有効活用することにより、住宅が密集しがちな都心部においても明るい陽射しや風通しの良さを確保し、潤いのある暮らしをもたらします。
また、様々なご要望にお応えできる自由設計だから、お客様の敷地条件や家族構成に合わせた、理想の家をカタチにすることができます。というコンセプトです。
タマホームは「木望の家」で、広くて心地よい3階建ての暮らしをかなえます。とアピールしています。
対応地域:全国
日照、土地の広さ、法規制、プライバシーなど、さまざまな問題をクリアしなければならない都市の住宅。
トヨタホームはそうした問題を解決し、「採光と通風」「空間の有効活用」「プライバシーの確保」を実現。
都市での快適な生活を支えます。
対応地域:東北~九州地方(四国除く)
多層階住宅「ビューノ」という商品/サブブランドで、何と技術的には9階建てまでの住宅を建てられるそうです。
「同じ敷地でもできるだけ上に伸ばすことで、広く快適にくらしながら収入も得られる―そんな都会ならではの住まいがパナソニック ホームズの提案する多層階住宅です。」とアピールしています。
「土地が狭いからとあきらめていた二世帯同居も、3~4階建にすればらくらく実現。二世帯住宅は相続税対策としても有効です。」とも。
対応地域:全国(北海道除く)
土地面積20坪(約68㎡)からの狭小地、変形地への建設が可能であることをアピールしています。
ただし、どちらかと言うと居住用よりは賃貸用としてアピールしています。狭小地や変形敷地などあらゆる土地でも建設できるよう350プラン以上を開発しており、これまで売れなかった土地や使い途の見つからなかった土地を有効活用し、戸建賃貸を建てませんか、と提案しています。
敷地20坪から建設できる戸建賃貸は、アパート・マンションの建設にかかる費用の1/10程度で済むとのことです。
対応地域:全国(北海道と沖縄は除く、FC方式が多い)
関東地方を中心として各都道府県で建設対応するハウスメーカー
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オープンハウス・アーキテクト
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木下工務店
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新昭和ウィザースホーム
「狭小宅地に広さを望むなら、3階建ては非常に有効です。狭い土地でもひろびろ暮らす、限られた土地の最大活用、狭小地では3階建ての家をご提案します。
対応地域:関東地方、静岡・愛知県
「レガートⅢ」という商品/サブブランドで、3階建てを提案しています。
これは単に3つのフロアを積み上げただけの3階ではありません。小屋裏空間に隠れ家的なロフトをプラスしたり、階段を昇り降りだけの空間から、愉しむためのギャラリー空間として発想したり。敷地全体、建物全体で発想しながら、世界に一邸しかない、あなただけの「レガートⅢ」をお届けします。
もう1階ぶんのゆとりは、居室だけではなく、アウトドア空間も暮らしに取り入れることを可能にします。庭がとれないような狭小敷地でも、3階部分にバルコニーを設けることで、居室空間を犠牲にすることなく、見晴らしのいい”庭”を確保。道路からの視線を気にすることのない、まさに空中庭園で、さわやかな光や風につつまれたり、ガーデニングを心ゆくまで堪能できます。
対応地域:関東地方
「PLUS ONE FLOOR」(プラス・ワンフロア)という商品/サブブランドで3階建て住宅を提案しています。
「ライフスタイルの多様化や建築技術の進歩の中で、3階建ての住まいは2階建てや平屋と同じようにマイホームの選択肢のひとつになりました。
特に、ゆとりある敷地の確保がむずかしい都市部で注目を集め、そのスマートな外観も人気を後押ししています。
でも都会派のご家族が3階建てを選ぶ第一の理由は、なんと言っても限られた敷地の有効活用。
ワイド方向に広げられない居住空間を、さまざまな工夫を凝らしながら“空方向”に広げていく楽しさにあります。」とアピールしています。
対応地域:関東地方、山梨・宮城県
九州地方を中心として各県で建設対応するハウスメーカー
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悠悠ホーム
狭小土地対応としては珍しく、「すばら地下」という地下空間の有効活用を提案しています。
「地下には素晴らしいメリットがあります。敷地の有効利用、温度も安定していて防音までできる。暮らしにゆとりを持たせてくれる夢の空間。
また、『敷地が狭いのでなるべく有効利用を』と考える方にとっては地下室は救世主のような存在なのです。」とアピールしています。
『すばら地下』とは、「施工を簡単にしながら安全な地下室を作ることのできる工法」で建設する地下室とのことです。
対応地域:九州北部、広島、神奈川
ほかにも全国のハウスメーカー/住宅メーカーを引き続き調査し、随時更新していきます。